やはり、正式に決定したようです・・・。
スーパーライセンスが取り消されたことにより、少なくとも今年に限っては、井出がレースウィークにマシンをドライブすることは出来なくなりました。
ちなみに、スーパーライセンスの発給条件は下の通りです。
- F1に参戦するいずれかのチームと1st、2ndもしくはリザーブドライバーとして契約することに合意している。
- FIAの発給するグレードA(国際A級)ライセンスを保持している。
- 以下のいずれかに該当すること。
- 前年度のF1のシリーズ戦で5戦以上決勝に出走している者。
- 過去2年以内にGP2シリーズ(旧:国際F3000)でシリーズ4位以内または3位以内入賞5戦以上若しくは6位以内入賞10戦以上の経験者。
- 過去2年以内にフォーミュラ・ニッポンでシリーズ3位以内の入賞者。
- 過去2年以内にインディ・レーシング・リーグ(IRL)かチャンプカーでシリーズ6位以内の入賞者。
- ユーロF3000、もしくはイギリス・ユーロ・イタリア・日本のF3のシリーズチャンピオン(当該シリーズの最終戦から12ヶ月以内に限り有効)。
- 以上のいずれにも該当しないが、テストドライブを行う国の自動車連盟(ASN)の許可を得た上で2日間以内に最低300km以上レーシングスピードでF1マシンによるテスト走行を行ったドライバーであり、そのテスト結果や過去の参戦実績を基にF1委員会の審査で特にライセンス発給が認められた者。
井出は、昨年フォーミュラ・ニッポンで2位の成績を収めたことにより条件をクリアしたのですが、こんなにも簡単にライセンスを取り消されるのを見ると、FIAがフォーミュラ・ニッポンシリーズを軽視しているとしか思えません。
今後、「F1を目指すには日本で走っていてはダメだ」という風潮にならなければいいのですが・・・。