雲海に浮かび上がる山城、竹田城。
別名を虎臥城といい、国の史跡に指定されている。また、城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、しばしば円山川の川霧により霞むことから、「天空の城」の異名をもち「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる。
・・・みたいな感じで、綺麗な(?)ポタリング・ブログを書きたかったのですが、後半の展開を考えると、そんな雰囲気でもないので、サッサとレポートをはじめます(^^;
今日は、竹田城をみてから出石で新蕎麦を食べて、卵かけごはんで有名な「但熊」に行こうという魅力的なポタリングイベントです♪
雲海の発生時刻に合わせるため、自宅を午前3時半頃に出発し、4時半前には集合地点の「道の駅あおがき」に到着。もちろん、辺りは真っ暗です。
既に到着されていたOさんと談笑しながら、途中で買ってきた(軽めの)朝ご飯を食べて、出発の準備をします。
そうしているうちに、綾部市からご参加のやまちゃんさんも到着されました。
やまちゃんさんとは、約一年前のゆラリーでご一緒させていただいて以来、お目にかかるのはまだ2回目なんですが、ほぼ毎日のようにFacebookでやりとりをさせて貰ってるので、昔からのお友達のような気がします(^^;
(そういえば、Oさんに初めてお目にかかったのも昨年のクリスマスイブなので、まだ一年も経っていないんですよね。。。とても不思議な感じです。)
というわけで、真っ暗闇の中、竹田城を目指して3人で出発!
真っ暗だったので写真はないのですが、いきなり厳しい峠を越えました。。。
私は、夜間にロードバイクに乗るのは初めてのことですし、街灯もない峠道で一人になるとメチャクチャ怖いので、離されないように必死に皆さんについて行きます(^^;
峠を含む30km弱を走り、竹田城付近に着きました。この頃には空も明るくなってきています。
麓に着くと警備員の姿がたくさんで、交通規制のために自転車で登る事はできないと告げられます。まぁ、この辺は事前に分かっていた事なので、驚く事ではありません。
ここからシャトルバスに乗って登城することもできるのですが、私たちは「立雲峡」に登って、雲海に浮かぶ竹田城を見る方を選びました。
上手くいけば、こんな感じの景色が見えるはずです。
自転車を必死に漕いで、立雲峡の駐車場まで登ってきました。
甘く考えていましたが、結構な斜度が続きました(^^;
駐車場に自転車を置いて、ここからは徒歩で登ります。
ここでも甘く考えていたんですが、一番上の第1展望台まで行こうとすると、30分くらい登らないといけません。(登り口に「杖」がたくさん置いてあった意味が、あとで身に染みました。杖を借りて行けば良かった(^^;)
ぬかるんだ坂道のうえ、私たちが履いているのはクリートのついたビンディングシューズ。とても滑りやすくて、登りにくいです。
息を切らせながら第1展望台まで登ると、立つ場所もないくらいの大混雑。竹田城ブーム、恐るべしっ!
なんとか、三人分のスペースを見つけ、いよいよ後ろを振り返ると・・・、
おぉー!雲海から山頂が見えています。
しかも、徐々に雲海が薄くなってきたので、もう少し待てば竹田城が姿を現すはず!・・・と期待していたのですが、あれ?今度は逆に雲海が濃くなってきます。
なるほど、やはりタイミングが難しいものなんですね。
そのまま、しばらく待っていたのですが、お城が見える気配はなく、仕方がないので諦めることにしました。まだまだ先は長いですし(^^;
当然、登ってきた道を帰るのですが、下りはさらに滑りやすくて脚に負担がかかります。(周りでも、転倒している方がチラホラ。)
どうみても、ビンディングシューズには過酷な地面。
少しでも気を抜くと、すぐにツルッといきます(^^;
なんとか、無事に駐車場まで下りてきました。
あと90km近く走る予定なんですが、この登山のおかげで、すでに脚が売り切れ気味。。。
立雲峡を出て、次は出石を目指します。新蕎麦だー♪
(でも、その前にコンビニで補給(^^;)
35kmくらいを順調に走り、出石に到着。
なんだか、スゴイ人だと思ったら、愛之助さんの公演が行われていたんですね。(ドラマ「半沢直樹」の影響が大きいと思われます(^^;)
ミーハーな方々を尻目に、我々は「山下」さんで、皿そばをいただきます。
(早朝から寒い中を走り続けてきたので、本音を言えば、あったか〜い蕎麦を食べたかったです。。。(^^;)
こちらのお店では、20皿以上食べると「そば通の証」が貰えるらしいのですが、まだ先は長いので、ここで食べ過ぎると苦しいですし、自転車で「証」を持って帰るのも大変そうなので、今回は諦めました。
私とやまちゃんさんは10皿、Oさんは5皿を美味しくいただきました。
(ブログ的には、20皿食べて「証」を持った写真を載せるべきなんでしょうけどね(^^;)
その代わりに、そば団子なるものを注文しました♪
合計6個の団子が出てきたのですが、他のお二方が1つも食べないので、私が全部いただきました。さすがに、ちょっと苦しかったです(^^;
その後、軽く出石観光をして、次の目的地「但熊」を目指します。
(目的地間の移動はサラッと流してますけど、地味にシンドイ坂道を越えてるんですよね。)
登りきったぞーの図。
・・・
ここまでは、かなり順調にきてたんですが、この後、なんと、私が派手に落車。。。
走りながら、一瞬後ろを振り返っていた隙に、前輪が歩道の縁石に当たり、「当たった」と感じた瞬間には空が見え、「あ、空だ!」と思った次の瞬間には、アスファルトがドアップで視界に飛び込んできました。
気付くと、前を走っていたはずのOさんが、歩道の端まで飛んでいた私の自転車をチェックしてくださってました。(その間、少し意識を失ってたんでしょうか?Oさんと何か会話を交わしたような気もしますが、よく覚えていません(^^;)
私は自転車ごと半回転(?)して背中から落ちたらしく、着ていたウィンドブレーカーがビリビリに破れてました。(中に着ていたチームジャージにも、ダメージが。。。)
さらに、頭も強く打ったみたいで、ヘルメットもバキバキに割れてました。もしヘルメットを被っていなかったらと思うと、本当に恐ろしいです。
(それにしても、落車時の写真がないというのは、ブロガー失格ですね(^^;)
落車のショックで、少し呆然としてたんですが、とりあえず、すぐ近くの但熊に向かいます。
ここで、卵かけごはんをいただく予定でしたが、超満員で50分待ちとのことで、残念ながら今回は断念。代わりに、隣でチーズケーキをいただきます。
ただ、時間と共に全身が痛くなってきたので、味は全く覚えていません(^^;
Oさんには「クルマで迎えに来るから、ここで待っとき!」と言ってもらったんですが、残り30km強だったので、自走で帰る事にしました。
(最後にかなり厳しい山越えが待ってたので、少し後悔しましたけど(^^;)
最後の山を越えれば、クルマを置いた「道の駅あおがき」まで、あとは下りのみです。ゴールが近づいてきました!
私は今回、竹田城を撮るためにデジイチを担いで行くか迷ったんですが、重さを憂慮して断念しました。でも、Oさんは、デジイチと標準レンズ&望遠レンズに三脚まで担いで、常に先頭を独走されてました。やっぱり化け物だ。。。(^^;
というわけで、120kmを走りきり、無事に(イヤ、私は満身創痍ですけど)ゴール!
お疲れさまでしたー♪
今回は、竹田城も見れなかったですし、卵かけごはんも食べられなかったですし、落車という不名誉な記録を残してしまったので、またいつかリベンジしたいと思います!
おまけ写真
こちらが、割れたヘルメット。
この写真だとちょっと分かりにくいんですが、かなり派手に破壊されてます。。。あらためて、ヘルメットの大事さが身に染みました。
ヘルメットやウィンドブレーカーはもちろん買い替えが必要ですし、自転車にも色々とダメージがあるので、お小遣いが足りるか心配です(^^;
落車による怪我など(本記事執筆時点)
・首が痛い
・身体の左側面の広範囲に擦り傷
・左膝が痛い(シューズとペダルが付いたままで飛ばされたので、膝を捻った?)
・あと、全身に軽く打撲の痛みが・・・
まぁ、流血するような傷はなかったですし、仕事に影響する部分の怪我(指や腕や脳)がなかったのが不幸中の幸いです♪
お店紹介
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GARMINログ
距離: 121.09 km
平均移動速度: 21.0 km/h
最高速: 53.8 km/h
平均バイクケイデンス: 65 rpm
高度上昇値: 1,335 m
うわ~予想以上にヘルメットがバキバキじゃないですか~!
だ、大丈夫ですか??
あまり無理をなさりませんように。
P.S
今回はウチのやまちゃんが大変お世話になり、有り難う御座いました。
ARA!さん、ご心配をお掛けしました!m(_ _)m
ありがとうございました♪
まだ、カラダのアチコチが少し痛みますが、順調に回復しつつ、夜な夜な新しいヘルメットやサドル等を物色しております(^^;
> 今回はウチのやまちゃんが大変お世話になり、有り難う御座いました。
とんでもございません!こちらこそ大変お世話になり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。(最後には、無様な姿をお見せしてしまいましたが。。。(^^;)
また、ARA!さんが舗装路を走られる際には、是非ご一緒させてくださいっ♪