F1 イギリスGP 決勝

フォーメーションラップを終えて順番にグリッドに整列していくマシンの後ろで、1台だけ止まってしまったマシンが！・・・琢磨でした。

レースはそのまま開始され、琢磨のマシンはコースマーシャルに押されてピットへ。そのままピットで給油を行い、なんとか周回遅れでピットアウト。
この時点で、琢磨入賞の可能性は絶たれました。

次戦の予選の為に少しでも順位を上げてくれ～と思いながらタイミングモニタを見つめていましたが、最終的にはジョーダン・ミナルディの4台を抜いての16位完走。
まぁ、最低限の責任は果たしたという形でしょうか。
それにしても、未だ琢磨のみが全ドライバーの中で唯一のノーポイント・・・。そろそろポイントを獲らないとマズイですね。

上位は、予想通りマクラーレンとルノーが独占です。やはり、他チームとは圧倒的にマシン性能に差があるようです。
モントーヤが今季初優勝。2位にアロンソ、3位がライコネン。
ライコネンはまたしても、10番手降格のペナルティを受けながらの表彰台獲得です。（フィジケラに助けられた面もありますが・・・）

それにしても、トゥルーリのレースペースはかなり問題ですね。マシン特性と言ってしまえばそれまでなんですが、こういう状態が続くと「予選でトヨタの前に出ておく事が決勝を戦う上で重要」といった不名誉な印象が拭えません。

次は1週あけてのドイツGPです。
そろそろ来季のエンジンやドライバーが発表されてくる時期なので、こちらも目が離せません。（バトンがフェラーリに、という話もあるようですし・・・）
琢磨がシートを失うなんてことが無いことを祈ります。