先日、JANコード(GTIN-13)を生成する処理を書く機会があったので、チェックディジット(検査数字)取得方法のメモを残しておきます。
JANコードに必要なチェックディジットは「モジュラス10/ウェイト3」と呼ばれるタイプで、下記のように求めるそうです。
1. 偶数桁の数字の総和を算出する
2. (1)の計算結果を3倍する
3. 奇数桁の数字の総和を算出する
4. (2)の計算結果と(3)の計算結果を加算する
5. (4)の計算結果の下1桁の数字を「10」から減算した値を「チェックデジット」とする
6. (4)の計算結果の下1桁が「0」の場合は、チェックデジットは「0」とする
というわけで、PHPだと次のようなコードで取得できます。
function getCheckDigit( $value )
{
$arr_num = str_split( $value );
$odd_sum = 0;
$even_sum = 0;
for( $i = 0; $i < count( $arr_num ); $i++ ){
if(( $i + 1 ) % 2 == 0 ){
$even_sum += intval( $arr_num[$i] );
}
else{
$odd_sum += intval( $arr_num[$i] );
}
}
$check_digit = 10 - intval( substr((string)( $even_sum * 3 ) + $odd_sum, -1 ));
return $check_digit === 10 ? 0 : $check_digit;
}// getCheckDigit()