私の仕事部屋の片隅には小さな「趣味コーナー」があり、仕事の合間のリフレッシュの意味でも、とても大切なスペースになっています。
以前、主にプラモデルやラジコンを楽しんでいた時期は(↑)このような感じ。
最近は、レザークラフトを楽しむ時間が多いので(↑)こんな雰囲気です。
ただ最近、この「趣味用デスク」を息子が(たまに娘も)使うようになってきました。
まぁ、それは嬉しいことでもあるんですが、やっぱり自分の専用スペースが欲しいので、この机は(場所を移して)子ども達に譲り、もう1つ新しい趣味用デスクを作ることにしました。
(DIYを楽しむ理由が欲しいだけというのはナイショ♪(^^;)
そんなわけで、まずは新しいデスク用の天板をオーダーしました。
今回お世話になったのは「木材通販のマルトクショップ」というお店で、色んな種類の木材を好きなサイズで購入することができます。
私はコストパフォーマンスを重視して「タモ集成材(30mm厚)」を選び、1200×700mmにカットしてもらいました。
届いた天板は、想像以上にズッシリと重かったです。いい感じ♪
そして、こちらのショップでは、面取りやコーナーR・塗装・穴あけ等々、様々な加工にも対応しています。
今回は、手前と両サイドの3面の上側のみ「5R」の面取り(↑)をお願いしました。
ちなみに値段ですが、タモ集成材の天板本体と加工費(面取り)・送料・消費税を加えて、合計:18,760円でした。
脚はいつもの2×4材で作るつもりだったんですが、最近はホームセンターの木材の値段が高騰していて、2×4材も以前の3倍くらいになっているので、諦めて金属製の脚を購入しました。
今まで探したことがなかったので知らなかったんですが、脚用パーツも色んな種類が売られてますね。(今回はシンプルな「ロ型」を選択)
天板に合わせて置いてみると(↑)こんな感じです。
天板の奥行700mmに対して、脚の奥行が630mmなので、ちょうど良いバランスだと思います。
脚には天板固定用の穴が用意されてるので、普通にコーススレッドで固定すれば簡単なんですが、念のため再利用の可能性も考慮して、オニメナットを仕込んでからネジ止めすることにしました。
用意したのは、M6×13のオニメナット(ツバ付)です。
脚を固定する場所を決めたら、ネジ穴の位置をマーキング(↑)します。
そして、その位置に9mm径のドリルで深さ15mm程の下穴を空けます。天板が30mm厚なので、十分に余裕がありました。
あとは、六角レンチでオニメナットを埋め込むだけです。
計16個のオニメナットを設置すれば、天板裏面の準備は完了!
続いて、庭で塗装を行います。
今回は「ワトコオイル ナチュラル」を使うことにしました。
私はウォルナット色が好きで、いつもはよくウォルナットのオイルステインを使ってるんですが、今回はデスクの天板ということで、薄めが良いと思い「ナチュラル」を選んでみました。
予め全体を#320でサンディングしてから、刷毛で全体に塗ります。
少し乾かしてからウエスで拭き取り、さらに乾燥。2度塗りのあとは、#400の耐水ペーパーでウエット研磨を行いました。
3度塗り&研磨を終えたら(↑)こんな感じになりました。(もちろん、これは乾燥前なので、色味はもっと落ち着きます。)
この状態で家の中に移動し、このまま24時間くらい乾かします。
乾燥を待っている間に、脚の加工を行いましょう。
今回購入した脚の接地部分は(↑)このような形で、ネジ式のアジャスターが付いています。
便利ではあるんですが、今回のデスクでは(荷重のかかる)色んな作業を行いますし、レザークラフトの際は木槌でドンドン叩いたりもするので、ちょっと強度が心配です。
なので、アジャスター機能は捨てて、硬めのゴム板を貼ることにしました。
近所のホームセンターに行くと、200×200×10mm厚のゴム板があったので、それを買ってきました。(アジャスター部が9mm厚なので、10mm厚のゴム板を貼ればアジャスターを無効にできます。)
脚の幅に合わせて、ゴム板を40mm幅にカットしました。(少し苦労しますが、カッターナイフでも切れます。)
あとは、強力両面テープで貼るだけです。
接地面がかなり広くなり、安定感も増しました。
翌日。ワトコオイルが乾いたので、いよいよ天板に脚を取り付けます。
ワッシャーとスプリングワッシャーを挟んで、予め埋め込んでおいたオニメナットにネジで固定するだけです。
というわけで、無事に完成!
かかった値段の割には、なかなか高級感のある良い仕上がりになったと思います。
元のデスクを別の場所に移して、今回作ったデスクを設置すると(↑)こんな感じ。
まだ、ちゃんと整理できてないのでゴチャゴチャしてますが、これからはこのデスクで色々な趣味の時間を楽しみたいと思います♪