刃物の研磨や仕上げに使う「革砥(かわと)」というモノがあるのですが、簡単に自作できるということで挑戦してみました。
既製品の「革砥」もたくさん売ってますが、もし余ってる材料があれば、それを活用することでとても安くできます。
そんなわけで、木工DIYで余った木の端材と、レザークラフトで余った端切れ革を用意しました。
形はなんでも良いのですが、私は30mm×40mmの端材を使うことにします。適当な長さに切ってから、手に馴染むようにサンドペーパーで全面を磨きました。
次に、木に貼るサイズに革を裁断し、床面が表側になるようにボンドで接着します。
(↑)当て木と一緒にクランプで挟むことで、しっかり接着されます。
木と革がくっついたら、あとは研磨剤を塗り込んでいくだけです。
私は(↑)三共コーポレーションの「青棒 KN-1」を使用しましたが、他のモノでも良いと思います。
途中、ミシンオイルで馴染ませながら、研磨剤を何度も塗り込んでいけば完成です。
ハンドル部分を加工して持ちやすくしたり、木を着色してカッコ良くしたりもできますし、両面に革を貼って、番手の違う研磨剤を塗り込んでおくこともできます。
とても簡単にできますし、既製品を買うより安くて愛着も沸くので、「革砥の自作」オススメです!