私は、フリーランスでシステム開発やウェブ制作の仕事をしているのですが、約5年前に仕事のメイン環境をWindowsからMacにスイッチしました。
もちろん、以前からMacは使っていましたし、現在もWindowsを使うことはあるのですが、どうしても仕事で使うアプリの変更を強いられることになるので、メインのOSを変更するというのは大きな決断でした。
そんなわけで、同じような立場の方に何か少しでも参考になればと思い、私がMacで常用している主なアプリを紹介します。
テキストエディタ
MacVim
私が仕事で最も良く使うアプリの一つがテキストエディタです。
そして、仕事環境(メインOS)をスイッチするにあたって、一番ネックになったのもテキストエディタでした。
Windowsの頃は「秀丸エディタ」を愛用&カスタマイズしていて、これがないと仕事にならないというくらいに手に馴染んでいたので、なんとかMac上でも秀丸エディタを使おうとしたのですが、結局は諦めて「MacVim」を使うことにしました。
今では環境も整い、十分に慣れたので、秀丸を使っていた時と同じくらいの作業効率で仕事ができます。
一度「Vim」に慣れておけば、今後どんな環境に移行するとしても安心です。
ウェブブラウザ
Firefox
Windowsの頃から、メインのウェブブラウザとして「Firefox」を愛用しています。(それより前は「Sleipnir」を使っていました。)
必要な「拡張機能」を追加することで、自分好みのブラウザに仕上げることができるのが良いですね。
Google Chrome
Firefoxと共に、「Chrome」も併用しています。これも、Windowsの頃から変わりません。
ウェブ系の仕事をしていると複数のブラウザで動作確認をする必要があったりするので、もちろんSafariやEgde・IE等も用意しています。
メールソフト
Thunderbird
Windows環境では、長年「Becky!」というメールソフトを愛用していました。
Macにスイッチするにあたり、Becky!の過去データを引き継げることを最優先に選んだのが「Thunderbird」です。
画面レイアウトや操作性等もBecky!に近く、違和感なく移行することができました。
メール
自分自身のメールアカウントとは別に、仕事上管理する必要のあるメールアカウントは、Mac標準の「メール.app」を使って送受信しています。
その他、プロバイダのアカウントなど、重要性が低いモノは「Gmail」を使っています。
FTPクライアント
Transmit
FTPクライアントは「Transmit」をメインで使っています。
Windowsの頃は「FFFTP」を愛用していたので、なるべく近い使い勝手のアプリを探した結果です。特に問題なく、気持ち良く使えています。
ForkLift
上の「Transmit」で十分なんですが、もし何かトラブルがあった時のために、サブのFTPアプリとして「ForkLift」も準備しています。
今のところ、あまり使う機会はないのですが、こちらも使いやすそうなアプリです。
開発系
MAMP
Webシステム開発におけるローカルテスト環境を構築するために「MAMP」を使っています。
簡単に、PHPやMySQLのテスト環境が作れるので、とても便利です。
Windowsの頃は「XAMPP」を使っていましたが、使い勝手はほぼ同じです。
SourceTree
Git用クライアントとして「SourceTree」を使っています。
コマンドラインやエディタ・IDEからGitを操作することもありますが、やはりGUIアプリを使うと分かりやすくて良いです。
Xcode
iOSアプリの開発に欠かせない総合開発環境です。
そもそも、私がMacにスイッチした一番の理由がiOSアプリの開発をするためでした。(でも、最近あまり使ってないんですが(^^;)
システム系
Parallels Desktop
Mac OS上でWindowsを動かすために「Parallels Desktop」を使用しています。
まだまだWindows環境が必要になることも多いですし、複数のバージョンのWindows環境を構築できるので、動作テスト等にも便利です。
TotalFinder
ファイラーとして「TotalFinder」を愛用しています。
標準のFinderにタブ機能を追加したり、一覧の並び順をWindowsっぽく(フォルダを上部にまとめるとか)変更したりと、細かいカスタマイズができます。
ATOK for Mac
日本語入力システムはパソコンを使いはじめた頃からずっと「ATOK」を愛用しています。
現在は、定額制の「ATOK Passport」を契約しているので、Windowsを含めた全てのパソコンで常に最新のATOKを使う事ができます。
Karabiner
このブログでも何度か紹介しているキーボードカスタマイズツール「Karabiner」です。
私はUSキーボード派なので、左右のコマンドキー単独押下時に、日本語キーボードでいうところの「英数/かな」キーとして使えるように設定しています。
AppCleaner
不要アプリをアンインストールする際に「AppCleaner」を使っています。
これを使う事で、関連ファイルも含めて綺麗に削除することができます。
ドキュメント系
Adobe Creative Cloud
私は「Adobe Creative Cloud」を契約しているので、アドビの様々なアプリを自由に使うことができます。
「Photoshop」や「Illustrator」は特に頻繁に使いますし、その他「Premiere Pro」「After Effects」「Lightroom」なども活用しています。
Windowsの頃は定期的にパッケージ版を購入していましたが、毎月定額で常に最新版が使えるというのは安心です。
Microsoft Office
Macにスイッチしてからも、MicrosoftのOfficeをメインで使っています。やはり、Windowsユーザーのお客様とのデータのやり取りも多いので、仕方がないところですね。
あわせて、Apple製の「Pages」「Numbers」「Keynote」や、フリーの「LibreOffice」も使っています。
ユーティリティ
Evernote
メモアプリとして「Evernote」を愛用していて、とりあえず何でもここに記録するようにしています。メモデータが1箇所に集まっているのは安心です。
もちろん、iOS(スマホ・タブレット)やWindows環境にもインストールして、いつでもどこでもアクセスできるようにしています。
Todoist
タスク管理には「Todoist」を使っています。
もちろん、スマホアプリも併用しているので、どこでもタスクを確認することができます。
Dropbox
ファイル共有(クラウドストレージ)には、主に「Dropbox」を使っています。
複数端末間の同期とバックアップが同時に行えるので、とても便利です。
iTunes
言わずと知れた「iTunes」です。もちろん、Windows時代から愛用していました。
Kindle for Mac
Kindle本をMacで読むために「Kindle for Mac」を使っています。
専用ハードウェアの「Kindle Paperwhite」も使っていますが、雑誌やコミックなどは大画面の方が読みやすいです。
WinArchiver Lite
ZIP圧縮用に「WinArchiver Lite」を使っています。
このアプリを使うことで、Windows環境でも文字化けしないZIPファイルを作成することができます。
SNS・メッセンジャー
Skype
仕事の連絡にはメール以外に「ChatWork」を使う事が多いですが、相手によって「Skype」も使っています。また、LINEやFacebookメッセンジャーも併用しています。
夜フクロウ
MacでTwitterを使う際はウェブブラウザでアクセスすることが多いのですが、一応「夜フクロウ」という専用クライアントも使っています。
セキュリティ
ESET Cyber Security
Macにスイッチして以来、セキュリティソフトは「ESET Cyber Security」を愛用しています。(現在はアプリ名称が変わっているようです。)
安定して動作しているので、今のところ不満は全くありません。
昔は、Macにはセキュリティソフトは必要ないなんて言われていましたが、もうそんな時代ではありませんね。仕事で使うなら尚更です。
以上、WindowsからMacにスイッチした私が常用している主なMacアプリの紹介でした。
移行する前は色々と心配だったんですが、両方の環境(Windows・Mac)で同じように使えるアプリも多いですし、思い切ってやってみると意外とスムーズだったというのが正直な感想です。
もし他にオススメのアプリやサービスがありましたら、是非コメント欄等で教えて下さい!