最近は相変わらず、仕事の合間の隙間時間などに、少しずつレザークラフトを楽しんでます。
まだ、端切れ革を使って基本的な技術を練習しているレベルなんですが、やはり少しでも実際に日々の生活で活用できるモノを作りたいと思っています。
そんなわけで、今回は手帳カバー(トラベラーズノート)を作ることにしました。
木工DIYの際も同じですが、何かを作るとき、私はまず「Adobe Illustrator」で設計を行います。(このソフトを使っているのは、単に私が使い慣れているという理由だけです。本当は他にもっと設計に適したソフトがあると思います(^^;)
木工DIYと異なるのは、レザークラフトの場合は最終的にこれを型紙として使うので、原寸大で作成するという点です。
作成した設計図を印刷して切り出して、紙の状態でサイズ感や各パーツの位置などを確認し、修正や微調整を繰り返します。
完成した設計図を原寸大で印刷したら、工作用紙に貼り付けて(↑)型紙を作ります。
ウチはA3対応複合機を使っているので、A3サイズまでのパーツはそのまま印刷できるんですが、もっと大きなモノを作る時は、設計図の時点でパーツを分割しておく必要がありますね。
次に、型紙を革の上において、ズレないように周りを罫書いていきます。
大きめにざっくりとカットしたあと、床面(裏面)をトコフィニッシュで処理して、しっかり乾かしてから、あらためて正確なラインでカットします。
純正のトラベラーズノートのカバーにはペンホルダーは付いてないんですが、やっぱりあった方が便利だと思い、追加することにしました。
ボンドで仮留め(↑)したあと、穴を空けてから針と糸で縫いつけました。
もちろん、ペンホルダーのパーツとカバー本体の両方に対して、コバ処理も済ませています。
最後に、リフィル固定用のゴム紐とカバーを閉じておくためのゴム紐を取り付ければ完成です。
今回は、Amazonで見つけた1mmのナイロンゴムコードを使いました。
そして、ゴム紐の抜け防止のために、ウッドビーズを使う事にしました。
こちらも、Amazonで適当に購入したウッドビーズのセットです。
実際は袋詰めで届いたんですが、小学生の息子にバイト代を渡して(↑)種類別に分けてケースに整理してもらいました(^^;
完成したカバーは(↑)こんな感じです。
手づくりすれば、自分の好きな革を使って、自分にとって使いやすい仕様の手帳が手に入ります。この辺りは、木工DIYの家具作りなんかと同じですね。
さらに、純正品購入と比べると、かなり安い材料代で完成するのも嬉しいポイントです♪
中身のリフィルは(↑)もちろん市販のモノを使います。
今回はトラベラーズノートのレギュラーサイズに合わせて作りましたが、パスポートサイズ用も作れますし、もちろん他の手帳用のカバーも自由に作ることができます。やっぱりDIYは最高です!
カバーにペンホルダーを付けたのも正解だったと思います。
次回は、カバーの内側に紙を挟めるポケットを追加しても良いかも知れないですね。
というわけで、ペンホルダー付のトラベラーズノート用カバー作成の流れを紹介しました。
今後、実際に使いながら、さらにカスタマイズを続けていこうと思っています!